研究科長のメッセージ

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まだ見ぬ新たな時代のリーダーたちへ

横山禎徳

今、私たちは長年慣れ親しんだ社会とは異なる新たな社会への入り口に立っていると感じています。高齢者の増加、出生率の低迷といった日本社会が抱える課題に加え、世界に視野を広げると、地球本来の自己回復能力を超えた経済活動のあり方自体が問われるようになってきました。

一方で、これまで想像したこともなかった新たな技術が出現してきました。ISDT(Internet, Sensor & Digital Technology)や遺伝子組み換え・編集技術、半導体やLED、かつて存在し得なかった新しい物質を作り出す材料技術などです。これらの技術は賢く活用することができれば、世の中を確実に変える力FAW(Forces At Work)のもたらす課題に効果的に答えることができるでしょう。しかし活用次第では経済的にも損失をもたらす無目的な技術となる可能性があることを私たちは知っています。近代の「自然―技術」観と進化軸を見直し、解決できるビジネスとマネジメントこそが、今、求められる能力なのです。

HBMSは、新たな時代の到来に応答するビジネスやマネジメントを組み立てることを目指しています。分断された領域の協働や再統合を行うことで、昔からの生活基盤であった地域のコモンズに加えて、グローバルに展開する新たなコモンズの形成に貢献する人材を輩出するためのプログラムを多面的に提供します。

横山禎徳

経営管理研究科長

横山禎徳

東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)企画推進責任者
社会システムズ・アーキテクト
[経歴]
東京大学工学部建築学科卒業
ハーバード大学大学院都市デザイン修士
マサチューセッツ工科大学経営大学院修士(MBA)
マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社長

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