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【受講者募集】スタンフォード大学連携科目(Stanford-Hiroshima Collaboration Program)を開催します(※8/23内容を更新しました)

概要

スタンフォード大学は、イノベーションで世界をリードするシリコンバレーの発展に中核的な役割を果たしてきた教育機関です。本講義はスタンフォード大学SPICEがHBMSのために独自に開発したWEBオンライン授業です。米国西海岸シリコンバレーの中心で活躍する起業家や専門家をゲストスピーカーに迎えて、アントレプレナーシップについて学んでいく貴重な機会です。様々な領域の専門家の話にふれて、イノベーションを支えるエコシステムや人材について多角的に考察します。

HBMSの学生向けに開講する全8回の授業を、科目等履修生として学外からも募集します。(授業は日本語です。)

対象者

 ・当該分野に興味をお持ちのビジネスパーソン
 ・当該分野でのディスカッションに加われる方
 ・MBA、経済系・経営系、社会科学系修士課程在籍者

開催日時及び場所

開催日程

9月28日(土)、10月5日(土)、10月12日(土)、10月19日(土)、
10月26日(土)、11月2日(土)、11月9日(土)、11月16日(土)

開催時間

1・2限(9:00~10:30、10:40~12:10)

開催場所

県立広島大学 広島キャンパス1278講義室
広島県広島市南区宇品東1丁目1-71

授業内容(予定)

※内容は変更になる場合があります。授業は日本語です。

日付

テーマ

スピーカー

9月28日(土)

【概要クラス】分析メソッドとしてのデザイン思考

ヤング吉原 麻里子

10月5日(土)

日本人起業家からみたシリコンバレーの遍歴

小野里 晃

10月12日(土)

アントレプレナーのブランド戦略

中澤 里華

10月19日(土)

医療機器ベンチャーと政府の役割

池野 文昭

10月26日(土)

ベンチャーをめぐる資金調達の仕組み

宮坂 征治

11月2日(土)

ソフトウェア スタートアップの企業戦略

冨田 龍起

11月9日(土)

ベンチャーをめぐる法的枠組み

萬 タシャ

11月16日(土)

【総括クラス】21世紀の人材育成「STEAMとアントレプレナーシップ」

ヤング吉原 麻里子

インストラクタープロフィール

全8回の授業を総合的にコーディネートします。

ヤング吉原 麻里子 スタンフォード大学 国際相互文化教育プログラム講師、一般社団法人スカイラボ創業者・共同代表
米国シリコンバレーで教育事業に力を注ぎ、文系・理系を融合した発想力と国際的な視野を併せ持つ人材の育成を支援、2016年に教育非営利団体「一般社団法人スカイラボ」を共同設立。イノベーションを支える人材や制度を研究し、これまでに立命館大学、東京工業大学などで社会科学の質的調査メソッドの講義を担当。講師をつとめるスタンフォード国際・相互文化教育プログラムでは大学(院)生向けのオンライン・カリキュラムの開発に携わり、Stanford Summer Arts Institute では各国の高校生を対象にSTEAMとデザイン思考のクラスを教える。 聖心女子大学(文学部)とカリフォルニア大学(政治学)を卒業後、スタンフォード大学で博士号(政治学)を取得。著書に『世界を変えるSTEAM人材:シリコンバレーデザイン思考の核心』(朝日新書、木島里江との共著)、『イノベーション政策の科学』(東京大学出版、第2章執筆)など。

スピーカープロフィール

※随時更新予定

小野里 晃
アメリカ側:Inter-Pacific Publications, Inc.代表取締役社長、AJI 1000 Co. 代表取締役社長、Be Blue Ventures, Inc.代表取締役社長、
日本側:BBV Tokyo, Inc. 代表取締役社長、Bluish Galaxies株式会社専務取締役、haptico株式会社共同代表

1969年群馬県出身。93年サンノゼ州立大学在学中、杉本理氏(成城大学教授)とStanford Publications International社を起業し、インターネットを使った洋書販売をスタートした。99年に「週刊BaySpo」を創刊。2006年に「ベイエリア生活必須読本eじゃん」を創刊し、同年LA、バンコク、ロンドンと日本語メディアビジネスを世界の主要都市に展開した。
07年アメリカでのラーメンブームの先駆けとなる味千拉麺のフランチャイズ店をFremont市に開店(現在2店舗)。
08年には藪恵壹投手のマネジメントを務め、SFジャイアンツ入りに貢献した。
16年からシリコンバレーのプロフェッショナルとつながる情報サイト「LOGSTAR」をローンチ。
17年、ロンドンブーツの田村淳氏らと新会社Be Blue Ventures, Inc.を設立し、代表取締役に就任。新規事業開発、ベンチャー投資、シリコンバレー進出企業のサポートなどを手がけている。また、日本では、18年にeSportsの事業会社BBV Tokyoを設立。今年、AIのベンチャー会社Bluish Galaxiesの専務取締役に就任した。また、触覚AIを専門領域とするhaptico株式会社も創業し、共同代表を務めている。

中澤 里華 BoardSeatMeet, Inc. 創業者・CEO
ドイツ人の母と日本人の父をもち、日独米トライリンガルとして日本に生まれ育つ。プリンストン大学進学を機に渡米。以来、NVIDIA・ソニー・アクセンチュア・アメリカンエキスプレスなどフォーチュン500企業やシリコンバレーのスタートアップで、戦略・ビジネス展開・マーケティングを20年以上にわたって担当し、多岐にわたる経験を積む。ハイテク企業の女性の活躍促進に力を注ぎ、企業の理事メンバーにおけるジェンダーバランスを推進するBoardSeatMeetを設立。現在はフリーランスで技術アドバイザーやビジネス戦略のコンサルティングを行なっている。

池野 文昭 ジャパンバイオデザイン プログラム・ディレクター
自治医科大学卒業。2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与する。医療機器分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通している。医療機器における日米規制当局のプロジェクトにも参画し、国境を超えた医療機器エコシステムの確立に尽力している。スタンフォード大学では、研究と平行し、14年から、Stanford Biodesign Advisory Facultyとして、医療機器分野の起業家養成講座で教鞭をとっており、日本版Biodesignの設立にも深く関与。日本にもシリコンバレー型の医療機器エコシステムを確立すべく、精力的に活動している。

宮坂 征治 President & CEO, SPARX Capital Investments Inc.
スパークス・グループ(東証1部:8739)が運営する未来創生ファンドの海外投資の主担当者として米国サンフランシスコに駐在。AI、ロボット、エネルギー等の次世代技術の発掘・育成に特化したベンチャー投資活動に従事。前職はIDIインフラストラクチャーズ(代表取締役社長・COO)、アントキャピタル(パートナー)、Citigroup、日本興業銀行。東京大学法学部卒、米デューク大学ロースクール卒。米国ニューヨーク州弁護士登録。

冨田 龍起 Orbweb CEO
北欧を代表するソフトウェア企業Opera Softwareのコンシューマ事業のトップ、テレビ事業統括責任者、2012年より北米法人社長。北米におけるM&Aや新規事業立ち上げなどを経て、Vivaldi Technologies社を創業。2015年より現職。University of California Berkeley Haas School of Business MBA。北海道大学卒業。鹿児島県出身。

萬 タシャ Yorozu Law Group, PC 代表弁護士
サンフランシスコに拠点を置く法律事務所、Yorozu Law Groupの代表弁護士であり、商取引、税務戦略、M&A、戦略的業務提携及びテクノロジー・ライセンシングを専門としている。過去20以上年にわたり、日本企業とその米国子会社やベンチャー企業の法律顧問を務めるとともに、米国企業の社内弁護士の依頼を受け日本企業との取引交渉を代行している。現在、米日カウンシル理事、北加日本商工会議所常任理事、サンフランシスコ・大阪姉妹都市協会理事を務めるほか、アライアンス・フォーラム・ファンデーション・エクゼクティブ勉強会のメンバー。また、ジェトロ・サンフランシスコ事務所の中小企業海外展開現地支援プラットフォーム・コーディネーターも務める。ブリンモア大学学士号(BA経済学)、ウィラメット大学経営学修士号(MBA)及び法学博士号(JD)を取得。オレゴン州生まれの関西育ち。

申込方法

※科目等履修生としてのお申し込みになります。

•出願期間

2019年7月16日(火)~7月29日(月)必着

募集は締切ました。

•申込方法

下記ページより、科目等履修生の募集要項をご確認ください。

科目等履修生

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