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【2/19開催】HBMSアジア大学連携講座~特別講座~「リスク共有と金融安定性:イスラム金融と家計のウェルビーイング」「FinTech・デジタルトランスフォーメーションと金融包摂 ― 現代金融システムにおける機会とリスク ―」

概要

講演①

「リスク共有と金融安定性:イスラム金融と家計のウェルビーイング」

本講演では、なぜ、世界中でイスラム金融が特に家計レベルで非イスラム教徒からも注目を集めているのかを、「実践的」「倫理的」「包摂的」な金融システムとして紹介します。保険、住宅ローン、自動車ローン、投資といった多くの金融取引は、家計の月々の所得に対して大きな影響を与えている重要な要素です。
イスラム金融は宗教的原則に基づいていますが、本講演では、「リスクの共有」「透明性」「過剰債務の回避」「資産担保金融」といった普遍的に受け入れられる概念を通して説明します。
さらに、タカフル(倫理的保険)、ムラバハやイジャーラ(住宅・自動車ファイナンス)、シャリーア(イスラム法)適合型投資などの制度が、公平性、長期的安定性、責任ある資金計画といった文化を超えた社会的価値観とどのように結び付くのかを示します。生活における実例や研究を用いながら、定額返済や過剰債務の抑制に焦点を当て、イスラム金融がどのように健全な金融規律の促進に寄与しているかを紹介します。サステナブルで価値重視をしている個人および家族の金融として、一般金融にかわる新たな選択肢としてとらえることができます。

講演②

「FinTech・デジタルトランスフォーメーションと金融包摂― 現代金融システムにおける機会とリスク ―」

本講演では、現代の金融システムを大きく変革しつつあるFinTechの役割について、特に技術主導イノベーション、行動適応ダイナミクス、そして国際比較の観点から考察します。まず、主要なFinTechの概念、分野、ビジネスモデルについて整理したうえで、マレーシアと日本のFinTech活用状況を比較し、文化的価値観、でもグラフィック構造、法的環境、動機づけ要因の違いが、採用プロセスおよび金融包摂の成果にどのような影響を与えているのかを取り上げます。

さらに、研究成果を基に、ベネフィットやリスクに対する多面的な認識や世代間の違いが、デジタル金融の意思決定やFinTech決済ツールの利用にどのように影響するかを示します。また、新たに顕在化しているリスク、法的・倫理的課題についても言及し、今後のFinTechの方向性および、デジタル化とデータ主導社会が進展する中での金融の将来像について考察します。

開催場所・開催方法

開催日時:2026年2月19日(木)18:30~21:30

開催方法:対面・Zoom同時配信(英語開講、同時通訳あり)

会場 : 対面

県立広島大学広島キャンパス(宇品) 1278講義室(広島市南区宇品東一丁目1-71) アクセスはこちら

対象者

・今回のテーマに興味のある方、海外ビジネスや国際開発に興味のある方、ビジネススクールでの学びに関心のある方

参加費

無料

定員

30名

申込方法

申込締切:2/18(水)13:00 まで
申込方法:「申込フォーム」からお申し込み下さい。

申込フォーム

イベント詳細

18:30~19:30 講演①「リスク共有と金融安定性:イスラム金融と家計のウェルビーイング」Dr Mohamed Hisham Bin Hanifa氏
19:30~20:00 質疑応答
20:00~21:00 講演②「FinTech・デジタルトランスフォーメーションと金融包摂― 現代金融システムにおける機会とリスク ―」Dr. Siti Aisah Bohari氏
21:00~21:30 質疑応答

登壇者略歴

Dr.Mohamed Hisham Bin Hanifa 氏
マレーシア・マラヤ大学 経済・経営学部ファイナンス学科のシニア・レクチャラーです。International Islamic University Malaysia(IIUM)およびUniversiti Tenaga Nasional にて会計学を専攻、INCEIF(International Centre for Education in Islamic Finance)にてイスラム金融の博士号を取得しました。
研究分野は、イスラム金融、資本市場、個人および企業金融、税制など多岐にわたり、Journal of Economic Surveys、Sustainability、Pacific-Basin Finance Journal などの国際的学術誌に論文が掲載されています。また、Emerald Literati Networkより研究優秀賞の評価も受けています。
大学内で教育カリキュラム開発、イスラム金融分野のコンサルティング、研究・学術リーダーシップにも積極的に貢献しています。

Dr. Siti Aisah Bohari氏
マレーシア・マラヤ大学 経済・経営学部ファイナンス学科のシニア・レクチャラーであり、Institute of Actuaries Australia(IAA)の会員です。University of New South Wales(UNSW)にて金融およびアクチュアリアル・スタディーズを専攻した後、Universiti Kebangsaan Malaysia(UKM)にてファイナンス分野の修士号および博士号を取得しました。

研究分野は、FinTech、デジタル金融リテラシー、投資、行動ファイナンスなど多岐にわたり、国内外の学術誌にて研究成果を発表しています。学界へ進む前には銀行業界での実務経験を有し、事業評価報告書、確率的予測、実績調査などに携わってきました。

お問い合わせ

県立広島大学 HBMSマネジメント課
TEL : 082-251-9726
E-mail : mba-office@pu-hiroshima.ac.jp
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HBMS Management Division, Prefectural University of Hiroshima
TEL : +81-82-251-9726
E-mail : mba-office@pu-hiroshima.ac.jp

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