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スタンフォード大学連携科目(第4回)「医療機器ベンチャーと政府の役割」を開催しました
10月19日(土)、スタンフォード大学SPICEと本学が共同で開発したプログラム、「スタンフォード大学連携科目(Stanford Hiroshima Collaboration Program」の4回目の講義を開催しました。
インストラクターのヤング吉原麻里子先生が講義を進行し、ゲストスピーカーの池田正昭氏による「医療機器ベンチャーと政府の役割」についてレクチャーがありました。日本の過疎地域で医師として患者と向き合う日々から、一念発起してスタンフォード大学留学し、所属したラボでベンチャーと共に新しい医療器機を開発したことをきっかけに、2013年に60億の資産を運用する起業家を育成するベンチャーキャピタルを設立、そこから日本政府の主導する医療器機の開発により経済発展を再興する経済政策の核として、日本とアメリカの架け橋となった現在に至る経験が語られました。医療分野での起業家を支えるエコシステムとは何か、またそうしたエコシステムを生むために必要な意思決定の要因について、具体的なターニングポイントと共に考察しました。
後半はいつものように、ゲストへのインタビューを行うために3人の学生が別室でヤング先生からインタビューについての指導を受けた後、インタユーの内容を考え、実際にインタビューを行いました。その他の学生は、「広島ならではの医療分野のイノベーションの可能性、そのエコシステムとは」というテーマにてグループディスカッションとグループ発表を行いました。
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講義の様子
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グループディスカッションの様子
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グループディスカッションの様子
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授業の最後に感想を言う場面