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スタンフォード大学連携科目(第6回)「ソフトウェア スタートアップの企業戦略」を開催しました
11月2日(土)、スタンフォード大学SPICEと本学が共同で開発したプログラム、「スタンフォード大学連携科目(Stanford
Hiroshima Collaboration Program)」の6回目の講義を開催しました。
6回目の授業はソフトウェアエンジニアであり経営者でもある冨田龍起先生(Orbweb CEO)をお迎えして開講しました。冨田先生はご自身もカリフォルニア州立大学バークレー校でMBAを取得されており、そういう意味でもMBAコースの学生にとっては先輩にあたる存在。講義では、スタートアップを「自社の経営戦略と市場ニーズとの適合性を探る検証プロセス」と定義し、そのプロセスをどう回すかが重要になると冨田先生ならではの企業戦略をお話いただきました。ソフトウェアビジネスは製造業と違い、在庫を抱える必要がない、少ない資金で開発を簡単に始められるという特徴があり、それだからこそ軸を決めて改善していく対象を変えていくことの大切さなどが議論されました。
授業後半はいつものようにディスカッションとゲストスピーカーへのインタビュー。今回のディスカッションテーマは「起業家の視点から投資家と起業家がビジネスの方向性を共有するために両者が何をすべきか」と「スタートアップと企業内アントレプレナーの違いは起業プロセスにどのような違いを与えるだろうか」。特に二つ目の議論はMBAを取得する意義という視点から違いを議論しようと追加の制約が与えられ、今まさにMBAコースで学んでいる学生たちにとってホットな議論になりました。
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講義の様子
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別室でレクチャーを受ける学生
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グループディスカッションの様子
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授業の最後に感想を言う場面