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スタンフォード大学連携科目(第7回)「ベンチャーをめぐる法的枠組み」を開催しました

11月9日(土)、スタンフォード大学SPICEと本学が共同で開発したプログラム、「スタンフォード大学連携科目(Stanford
Hiroshima Collaboration Program)」の7回目の講義を開催しました。

7回目はゲストスピーカーにカリフォルニア州に拠点を置くYorozu法律事務所の萬タシャ先生をお迎えして開講。萬先生は長年にわたり日本企業とその米国子会社やべンチャー企業の法律顧問を務めるとともに、米国企業の社内弁護士の依頼を受け日本企業との取引交渉を代行してらっしゃいます。また今回はご同僚の石井隼平先生にもご参加いただいての授業。今回のテーマは、ベンチャー企業立ち上げ時に法律的視点でどのような計画を立てるべきか、また法的リスクを抑えるために気をつけるべき点は何かについてお話いただきました。ベンチャー企業の立ち上げ時期のお話は以前の講義の中にもありましたが、改めて法律的な視点を加えて改めて学ぶことで企業立ち上げ時にやるべきことをより深く明確に学習。また、法律家としてベンチャー企業を成功させるための秘訣を萬先生のご経験を元に伝授していただきました。

授業後半はいつものようにディスカッションとゲストスピーカーへのインタビュー。ディスカッションテーマは「米国進出時、ビジネスをいち早く軌道に乗せるためにはどのような点に配慮して社内外のシステムを構築するべきか」と「米国のビジネスを良くするために彼らが取り入れるべき日本のビジネス慣習や企業文化は何か」。インタビューもいつものように白熱。萬先生に法律担当の社外取締役をお願いするにはおいくらぐらい?というような生々しい質問も飛び交う中、とても明るく前向きな萬先生の考え方や生き様がストレートに伝わってくるインタビューとなりました。

講義の様子

ゲストスピーカーの萬タシャ先生(左)石井隼平弁護士(右)

萬先生にインタビューする学生

授業の最後にヤング先生に手を振る学生

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