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スタンフォード大学連携科目(第8回)「21世紀の人材育成『STEAMとアントレプレナーシップ』」を開催しました

スタンフォード大学SPICEと本学が共同で開発したプログラム、「スタンフォード大学連携科目(Stanford-Hiroshima Collaboration Program)」も今回が最終回。いつもはスタンフォード大学から遠隔で参加してくださっていたヤング吉原麻里子先生が教室に来てくださっての対面授業となりました。学生たちは目の前にいらっしゃるヤング先生に少し緊張気味。ですが授業が始まるといつものように和気藹々と議論は進行。最終回も充実した学びの時間となりました。

最終回は最終レポート執筆に向けて講義全体をまとめる議論を実施。最初のグループディスカッションでは、授業を通して学んだアントレプレナーに共通するDNAが何であるのかを自分たちの言葉でまとめていき、自らのアントレプレナーシップを振り返るきっかけにしてもらいました。アントレプレナーがアントレプレナーたり得る要素が次々と明らかにされ、受講生はそれらの要素と自分が持っている要素を比較しつつ多くのことを考えていたようです。

引き続いて、ヤング先生からの授業。イノベーションを起こせる人材の共通点のひとつとしてSTEAM人材に着目。アントレプレナーとしてScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathmatics(数学)に加えてArts(教養)が重要であることを説いて下さいました。なぜArtsが重要なのか、学生それぞれが重要である理由を語れるようになったように見えます。

授業最後では、来年の授業実施に向けて、本プログラムの改善点の提案や改善のリクエストを議論。これは学生に授業改善案を考えてもらうという単純なものではなく、授業計画を立てたり改善案を考えたりすることを通じてアントレプレナーのことを深く考えてもらう、このコースの学びの重要な点に気づいてもらうという意図も込められておりました。学生は議論を通じて銘々の改善案を見つけていたようです。

全てのプログラムが終了し、ヤング先生から学生全員に修了証を手渡し。スタンフォードで印刷された英語表記の立派な修了証を手渡しされ、学生から笑みが溢れておりました。

また、授業終了後、学生とヤング先生はランチをご一緒し、教室の中よりもよりラフでアットホームなコミュニケーションをとりました。関係性がより深くなり、学生のスタンフォード大学への憧れや広島の地で頑張っていくという決意も併せて深まっていったように見えました。

講義の様子

ヤング吉原麻里子先生

グループディスカッションの様子

別室で議論する学生の様子

議論に参加するヤング先生

意見を発表する学生

修了証を受け取り笑顔の学生

クラス全員での記念撮影

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