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【参加者募集】コスタリカ共和国・平和大学協定記念フォーラム ~平和と持続可能なマネジメント~(8月8日(土)開催)

HBMSと国連の研究機関である平和大学(UPEACE)(コスタリカ共和国、学長フランシスコ・ロハス・アラベナ)は、今年、それぞれ100周年、40周年という節目の年を迎えます。
コスタリカ共和国は、1948年に制定された憲法によって軍隊を持たない国となり、コスタリカは4年に一度発表される世界幸福度指数において、3回連続1位に輝いています。首都サンホセから20㎞にある平和大学は、1980年に国際連合総会決議に基づき設立された国際連合の研究機関です。
第2次世界大戦の終結から75年となる今年、世界は新型コロナウイルス(COVID-19)という、新たな脅威にさらされています。変容する社会情勢に対応するために、新たなマネジメント手法が必要になります。両大学は、それぞれの専門である経営学と平和学を融合させた、社会課題解決型の経営マネジメント手法を新たに取り入れて活躍するリーダーを育成することを目的とし、協定を締結します。

概要

2020年8月8日(土)広島とコスタリカ共和国をオンラインで繋ぎ、両大学の協定を記念して「コスタリカ共和国・平和大学協定記念フォーラム ~平和と持続可能なマネジメント~」を開催します。当日は、オンラインにて調印式を行った後、「コロナ時代における平和と持続可能なマネジメント」と題して、今後の教育プログラムについての「Values(バリュー)」「Resources(リソース)」「Policies(ポリシー)」とは何かを提言する、対話型の記念フォーラムを開催します。

対象者

  • HBMSに興味関心のある方
  • 今回のテーマに興味のある方
  • ビジネススクールでの学びやキャリアアップに関心のある方

学長

中村 健一(県立広島大学 理事長・学長)
茨城県出身。
東北大学大学院理学研究科生物学専攻博士課程を修了(理学博士)。
広島女子大学生活科学部健康科学科教授、県立広島大学(当時)生命環境学部教授などを経て2012年から名誉教授。2013年4月から現職。

フランシスコ・ロハス・アラベナ(平和大学 学長)
チリ出身。2013年に平和大学の8代目学長に選出され、現在2期目である。ユトレヒト大学(オランダ)で政治学の博士号を取得。専門は、国際関係、人間の安全保障、統合、ラテンアメリカの政治システム、交渉(理論と実践)、国際安全保障と防衛である。平和大学学長に就任する前の2004年から2012年まで、国際研究機関であるFLASCO(ラテンアメリカ社会科学部)の総主事を務めた。多数の書籍を執筆し、その多くは翻訳されている。2012年、中南米とカリブ海地域の統合への貢献が評価され、コスタリカ、パラグアイ、ドミニカ共和国の政府から表彰される。2016年、ラテンアメリカ地域への貢献が評価され、Universidad Autonoma de Juarez(メキシコ)よりマリナリ賞を受賞。

登壇者

横山 禎徳(県立広島大学大学院経営管理研究科 研究科長、イグレックSSDI代表取締役)
ハーバード大学大学院都市デザイン修士、マサチューセッツ工科大学経営大学院修士(MBA)。前川國男建築設計事務所、およびデイビス・ブロディ・アソシエーツにおいて建築デザインに従事。1975年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。日本企業および海外の企業に対する収益改善、全社戦略立案・実施、研究開発マネジメント、組織デザイン、企業変革、企業買収・提携等のコンサルティングを行う。同社シニアパートナー、東京支社長を経て2002年定年退職。現在は、社会システムズ・アーキテクトとして「社会システム・デザイン」の方法論の開発、普及に注力している。

江戸 克栄(県立広島大学大学院経営管理研究科 専攻長/教授)
東京生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科商学専攻後期博士課程単位取得後退学の後、文化学園大学教授などを経て、2016年県立広島大学へ着任し、HBMS専攻長に。専門分野「マーケティング、マーケティングリサーチ、消費者行動」の司式と実績を活かし、地域ブランディングなど地域活性化のための研究に取り組む。2018年マーケティングの手法を応用して実践的な防災システムを開発する「防災社会システム・デザイン プロジェクト研究センター」を設立。また20年前から取り組んできた画像をリサーチに活かす「ピクチャマイニング」にも力をそそぐ。

吉川 成美(県立広島大学大学院経営管理研究科 教授)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学「環境と持続可能な発展論」専攻(国際関係学修士)、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程終了(農業経済学博士)。在学中、アジア(熱帯雨林・アジアモンスーン)地域における環境保全型農業や公共政策とマネジメントに関する農家支援プロジェクトに参加、起業する。帰国後、早稲田大学にて、環境と文化、持続可能な自然資源マネジメントを軸にフィールドワークを重視したアジア環境学生フォーラムやSDGsに関する国際プログラムを推進。2016年県立広島大学へ着任し、HBMS国際交流委員長に。環境と地域資源ビジネス、持続可能な自然資源マネジメント、農と食をつなぐCSA(Community Supported Agriculture)を専門とし、2019年から、広島県と「農と食のマネジメント講座 ひろしまファーマーズエーブル」を推進し、農業経営の変革を追求している。主な著作に監・著『クライメート・チェンジ 新たな環境倫理の探求と対話』(清水弘文堂書房)、共著『共生主義宣言』(コモンズ出版)など。

西澤 真理子(広島県平和推進プロジェクトチーム 参事)
ニューヨーク大学ロバート・ワーグナー行政大学院修了。広島大学大学院国際協力研究科修了。
広島県平和推進プロジェクトチームにて、県が推進する「国際平和拠点ひろしま構想」に基づき、核兵器廃絶や平和構築事業に携わっている。広島県ではSDGs16を中心にした平和の拠点づくりを提案し、2018年6月、内閣府よりSDGs未来都市に選出されている。この一環で、本協定記念フォーラム終了後には、平和と経済の関係について考える「世界平和経済人会議」を開催する。

ファン・カルロス・サインツ・ボルゴ(平和大学 学部長/教授)
ベネズエラ出身。ベネズエラ中央大学にて国際法の修士号及び博士号を取得。オックスフォード大学(英国)の修士号を取得。フルブライト奨学金研究員としてアメリカン大学(ワシントン)で指導した経験を持つ他、コロンビアにあるハベリアナ大学及びロザリオ大学の客員教授でもある。国際法と国際関係に関する書籍を出版、同分野の出版物に多数の記事を掲載している。

オリビア・シルベスター(平和大学 環境と開発専攻 専攻長/准教授)
カナダ出身。コスタリカ大学にて生物科学の修士号を取得したのち、マニトバ大学で自然資源と環境管理の博士号を取得。ロングアイランド大学(米国)グローバルスタディプログラムの非常勤教授も兼任。過去10年間の研究内容は、食料安全保障、持続可能な農業、気候変動、環境正義、ジェンダーである。これらのトピックについて先住民、女性、小規模農家、若者と協力してフィールドワークを行う。また、国際自然保護連合、国際民族学協会及び文化遺産プロジェクトの知的財産問題のメンバーでもあり、幅広いネットワークで活躍している。

ヤン・ブレイトリング(平和大学 環境と開発専攻 准教授)
コスタリカ・ドイツ出身。コスタリカ工科大学で熱帯森林学の学位号、オランダのヴァーヘニンゲン大学で環境科学の修士号を取得。研究内容は森林破壊の根本的原因と地球規模の環境的変化、気候変動、環境政策(生物多様性の保護と気候変動を考慮した市場基盤の方針について)である。

日時等

開催日時

2020年8月8日(土) 8:30~10:00

開催方法

オンライン Zoom(要事前申込・事前登録)、YouTube LIVE
※英日同時通訳を希望される方はZoomのみでの配信になります。事前にお申し込みください。

YouTube Live(言語:英語) https://youtu.be/2iKibc6bddY

内容

時間

内容

登壇者

8:30

学長挨拶

中村 健一(県立広島大学 学長・理事長)
フランシスコ・ロハス・アラベナ(平和大学 学長)

8:40

祝辞

湯﨑 英彦(広島県知事)

伊藤 嘉章(在コスタリカ日本国大使)

8:50

調印式

中村 健一(県立広島大学 学長・理事長)
フランシスコ・ロハス・アラベナ(平和大学 学長)

8:55

広島県・県立広島大学の紹介

江戸 克栄 経営管理研究科 専攻長/教授
西澤 真理子(広島県平和推進プロジェクト・チーム参事)

9:02

コスタリカ共和国・平和大学の紹介

ヤン・ブレイトリング(平和大学 環境と開発専攻 准教授)

9:09

HBMS挨拶

江戸 克栄(経営管理研究科 専攻長/教授)

9:17

平和大学挨拶

ファン・カルロス・サインツ・ボルゴ(平和大学 学部長/教授)

9:25

基調スピーチ

横山 禎徳(経営管理研究科 研究科長)※動画
オリビア・シルベスター(環境と開発専攻 専攻長/准教授)

9:35

記念フォーラム

江戸 克栄(経営管理研究科 専攻長/教授)
吉川 成美(経営管理研究科 教授)
西澤 真理子(広島県平和推進プロジェクト・チーム参事)
ファン・カルロス・サインツ・ボルゴ(平和大学 学部長/教授)
オリビア・シルベスター(環境と開発専攻 専攻長/准教授)
ヤン・ブレイトリング(平和大学 環境と開発専攻 准教授)

10:00

終了

※終了後はメディア取材に応じます

※言語は英語になります。日英同時通訳をご希望の方はZoomの事前申込が必要となります。
※YouTube Live、Facebook Liveは英語のみでの配信となります。

当日は10:00~18:30(予定)で「2020世界平和経済人会議ひろしま」(主催:ひろしま平和推進ネットワーク協議会)がオンラインで開催されます。
詳細・お申し込みは下記URL「国際平和拠点ひろしま」ウェブサイトをご確認ください。※参加には事前申込が必要です。
https://hiroshimaforpeace.com/2020hbfgp/

定員

最大500名

参加費

無料

申込方法

  • 申込締切 令和2年8月7日(金)17:00
  • 申込方法 「申込フォーム」からお申し込み下さい。

申込者にはZoom登録のご案内メールを送っています。(最終送信日:8/8(土))
メールをご確認いただき、事前登録手続きを完了してください。
Zoom接続のURLはご登録のメールアドレス宛に自動送信されます。
登録メールが届いていない方は、mba-office@pu-hiroshima.ac.jpまでお問合せください。

問合せ先

県立広島大学 HBMSマネジメント課
〒734-8558 広島市南区宇品東一丁目1-71
TEL : 082-251-9726 / FAX : 082-251-9405
E-mail : mba-office@pu-hiroshima.ac.jp

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