イベント
【8/28更新】公開授業「現代社会における先端的マネジメント」(8月23日(日)、30日(日)開催)
「現代社会における先端的マネジメント」は、HBMSの1年生が必修科目として学ぶ基礎科目になります。専任教員と非常勤講師で行うオムニバス形式の授業では、先端的マネジメントの基礎的考え方、基礎的分野における先端的マネジメント、さらには本研究科が提供しているカリキュラムの4つの柱である地域資源、ヘルスケア、コモンズ、特別テーマの最先端の知識を講義形式中心に学習します。
毎年、多くの方々にご参加いただき、好評な授業を、今年度も、HBMSの受験・入学を検討している方、HBMS及び授業内容に興味・関心のある方を対象として一般公開します。
対象者
- HBMSの受験を検討されている方
-
今回のテーマに興味のある方
-
ビジネススクールでの学びやキャリアアップに関心のある方
※オンライン開催となるため、Zoomでの参加が可能な方に限ります。
日時等
開催日時 | ①2020年8月23日(日)13:00~14:30 |
開催方法 | オンライン Zoom(要事前申込) |
内容
①日時 2020年8月23日(日)13:00~14:30
SDGsとマーケティング
講師 江戸 克栄(県立広島大学大学院経営管理研究科 専攻長/教授)
日本でもSDGsの認知や理解がようやく普及してきました。令和2年の日本商業学会全国大会の統一議題が、「SDGsとマーケティング」となったように、マーケティングでも注目を集めています。従来のCSR型の企業の社会的責任や社会的貢献からではなく、市場性やブランディングの視点から最先端の研究を紹介します。
②日時 2020年8月30日(日)13:00~16:10
申込者にはミーティング登録のご案内メールを送っています。(送信日:8/28(金))
メールを確認いただき、登録手続きを完了してください。
Zoom接続のURLはご登録のメールアドレス宛に自動送信されます。
登録メールが届いていない方は、8/28 17時までにmba-office@pu-hiroshima.ac.jpまでお問合せください。
13:00~14:30
農と食の地域マネジメント
講師 吉川 成美(県立広島大学大学院経営管理研究科 教授)
自然生態系の変化が経済に及ぼす影響が劇的に変化している現在、食と農のプラットフォームの在り方も新たな局面を迎えている。人間にとって自然資源とは何か、自然の範疇・自然が環境に及ぼす影響を考え、均質化する食環境と境界の問題について考えます。 現在の課題解決型アグリフードビジネスがNew Normalへ適応していくのか、実際の農業現場とつなぐフードビジネスの事例から検討します。
14:40~16:10
食でつながるデジタルコミュニティーコロナ時代の食ビジネス
講師 山本 雅也 (株式会社キッチハイク共同代表 / 創業者)
メインスピーカー 古屋 達洋(株式会社キッチハイク 代表プロデューサー)
「食でつながる暮らしをつくる」をミッションとし、食べ歩きが趣味になるグルメアプリ「キッチハイク」は、関東中心に、キッチハイクを通して月500近くのごはん会を開催してきたキッチハイク。分断された食の境界を超えるための新たなフードサプライシステムについて考えます。
講師
江戸 克栄(県立広島大学大学院経営管理研究科 専攻長/教授)
東京生まれ。慶應義塾大学大学院商学研究科商学専攻後期博士課程単位取得後退学の後、文化学園大学教授などを経て、2016年県立広島大学へ着任し、HBMS専攻長に。専門分野「マーケティング、マーケティングリサーチ、消費者行動」の司式と実績を活かし、地域ブランディングなど地域活性化のための研究に取り組む。2018年マーケティングの手法を応用して実践的な防災システムを開発する「防災社会システム・デザイン プロジェクト研究センター」を設立。また20年前から取り組んできた画像をリサーチに活かす「ピクチャマイニング」にも力をそそぐ。
吉川 成美(県立広島大学大学院経営管理研究科 教授)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学「環境と持続可能な発展論」専攻(国際関係学修士)、東京農業大学大学院農学研究科博士後期課程終了(農業経済学博士)。在学中、アジア(熱帯雨林・アジアモンスーン)地域における環境保全型農業や公共政策とマネジメントに関する農家支援プロジェクトに参加、起業する。帰国後、早稲田大学にて、環境と文化、持続可能な自然資源マネジメントを軸にフィールドワークを重視したアジア環境学生フォーラムやSDGsに関する国際プログラムを推進。2016年県立広島大学へ着任し、HBMS国際交流委員長に。環境と地域資源ビジネス、持続可能な自然資源マネジメント、農と食をつなぐCSA(Community Supported Agriculture)を専門とし、2019年から、広島県と「農と食のマネジメント講座 ひろしまファーマーズテーブル」を推進し、農業経営の変革を追求している。主な著作に監・著『クライメート・チェンジ 新たな環境倫理の探求と対話』(清水弘文堂書房)、共著『共生主義宣言』(コモンズ出版)など。
山本 雅也 (株式会社キッチハイク共同代表 / 創業者)
1985年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、博報堂DYメディアパートナーズ入社。出版社×デジタルの新規事業及びクライアントソリューション企画提案を行う。退社後、世界各国の家のごはんを食べ歩くフィールドワークを行う。2013年、食コミュニティサービス「キッチハイク(β版)」をローンチ。2019年時点にて、Mistletoe・MTG venturesなどから累計5億円の資金調達、及びサッポロビールと業務提携を行う。コロナ禍ではいち早く食業界支援として、「未来のお客さんになろう」先払いチケットプロジェクトや、共同購入型の食文化EC、食のオンライン体験などを企画・提供する。現在、ユーザー数が10万人を越えて、成長中。好きなビールは、ハニーエール。著書『キッチハイク!突撃!世界の晩ごはん』(集英社)
古屋 達洋(株式会社キッチハイク 代表プロデューサー)
早稲田大学国際教養学部卒業。ブラジル・米国勤務、メーカー海外営業を経て、現職。創業直後より、共同代表とともにサービスの発展に取り組む。プロデューサーとして、自治体・生産者・食の事業者とともに、コラボイベントを通算200回以上企画。同時に、「コミュニティマネージャー」として、食を通じたコミュニティビルディング・ファンベース構築が専門。有機農法に関心があり、自身も100坪の土地を開拓し実践に取り組む。
定員
各回最大70名
参加費
無料
申込方法
- 申込締切 8月28日(金)13時
- 申込方法 「申込フォーム」からお申し込み下さい。
その他
本講座では、受講証明書等の証明書の発行を承ることはできません。
問合せ先
県立広島大学 HBMSマネジメント課
〒734-8558 広島市南区宇品東一丁目1-71
TEL : 082-251-9726 / FAX : 082-251-9405
E-mail : mba-office@pu-hiroshima.ac.jp