イベント
【3/8更新】令和3年度「スタンフォード大学連携科目」を開講します《出願期間:令和3年2月18日(木)~3月3日(水)必着》
概要
イノベーションを生み出し新規創業の担い手となる人材の育成が国や組織の課題となる中、 21世紀の人材に求められるのは、新しい視点や着想でこれまでにない価値を生み出す力です。 そこで注目されているのがアントレプレナー(起業家)教育です。本講では、シリコンバレーを拠点にメディア、テクノロジー、医療、法律、金融といった様々な領域で活動するアントレプレナーたちをゲストにむかえて、イノベーションやアントレプレナー活動について考えていきます。起業家たちを支えるエコシステムとは?彼らを特徴付ける共通点とは。起業家育成のために何ができるのか。イノベーションで世界をリードするシリコンバレーで日米の架け橋として活躍する7人のアントレプレナーたちとオンラインで交流することで、受講者は「アントレプレナーシップとは何か」を体系的に見極めていく力を養います。さらにケーススタディーやディスカッションなどの グループワークを通じ、分析力・洞察力・コミュニケーション力といったスキルを育みます。
本講義はスタンフォード大学からテレビ会議システムZoomを利用してアメリカから配信される遠隔講義形式の授業です。また、スタンフォード大学の学習管理システムCanvasを使って実施されます。受講生は Canvasのサイトから毎週の講義に必要な連絡事項・課題などをチェックし、事前学習を目的とした教材(文献・動画など)をダウンロードすることができます。課題や小論文の提出などもすべて Canvasを介して行われます。
HBMSの学生向けに開講する全8回の授業を、科目等履修生として学外に対し募集します。
*講義は日本語で行います。
対象者
・MBA課程又は経済系・経営系等の社会科学系修士課程在籍者、又はそれらと同等の学力を有する者
・当該分野に興味をお持ちのビジネスパーソン
・当該分野でのディスカッションに加われる方
・広島でのビジネスに興味関心のある方
※オンライン開催となるため、Zoomでの参加が可能な方に限ります。
開講日時及び場所
開講日程 | 4月10日、24日、 5月8日、22日、6月5日、19日、7月3日、17日(8回・土曜開講/第5・6クォーター) |
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開講時間 | ①9:00~10:30、②10:40~12:10(1・2限) |
場所 | オンライン(Zoom) |
講義内容
日付 | テーマ | スピーカー |
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4月10日(土) | 【オリエンテーション】「スタンフォード小史&シリコンバレーのエコシステム」 | ヤング吉原 麻里子 |
4月24日(土) | 米国に進出する際の法的留意点と現地化成功の秘訣 ~企業文化と弁護士の効果的な活用法を添えて~ | 萬 タシャ |
5月8日(土) | ベンチャーをめぐる資金調達の仕組み | 宮坂 征治 |
5月22日(土) | ソフトウェア スタートアップの企業戦略 | 冨田 龍起 |
6月5日(土) | 予防医療とヘルスケアイノベーション | 池野 文昭 |
6月19日(土) | グローバル社会における多様性とインクルージョン | 中澤 里華 |
7月3日(土) | シリコンバレー企業からのメッセージ | 未定 |
7月17日(土) | 【総括クラス】STEAM:21世期の人材育成 | ヤング吉原 麻里子 |
過去の講義内容をご参照ください。
スタンフォード大学連携科目はこちらからインストラクタープロフィール
全8回の講義を総合的にコーディネートします。
ヤング吉原 麻里子 スタンフォード大学 国際相互文化教育プログラム講師、一般社団法人スカイラボ創業者・共同代表
米国シリコンバレーで教育事業に力を注ぎ、文系・理系を融合した発想力と国際的な視野を併せ持つ人材の育成を支援、2016年に教育非営利団体「一般社団法人スカイラボ」を共同設立。イノベーションを支える人材や制度を研究し、これまでに立命館大学、東京工業大学などで社会科学の質的調査メソッドの講義を担当。講師をつとめるスタンフォード国際・相互文化教育プログラムでは大学(院)生向けのオンライン・カリキュラムの開発に携わり、Stanford Summer Arts Institute では各国の高校生を対象にSTEAMとデザイン思考のクラスを教える。 聖心女子大学(文学部)とカリフォルニア大学(政治学)を卒業後、スタンフォード大学で博士号(政治学)を取得。著書に『世界を変えるSTEAM人材:シリコンバレーデザイン思考の核心』(朝日新書、木島里江との共著)、『イノベーション政策の科学』(東京大学出版、第2章執筆)など。
スピーカープロフィール
※随時更新予定
中澤 里華 BoardSeatMeet, Inc. 創業者・CEO
ドイツ人の母と日本人の父をもち、日独米トライリンガルとして日本に生まれ育つ。プリンストン大学進学を機に渡米。以来、NVIDIA・ソニー・アクセンチュア・アメリカンエキスプレスなどフォーチュン500企業やシリコンバレーのスタートアップで、戦略・ビジネス展開・マーケティングを20年以上にわたって担当し、多岐にわたる経験を積む。ハイテク企業の女性の活躍促進に力を注ぎ、企業の理事メンバーにおけるジェンダーバランスを推進するBoardSeatMeetを設立。現在はフリーランスで技術アドバイザーやビジネス戦略のコンサルティングを行なっている。
池野 文昭 ジャパンバイオデザイン プログラム・ディレクター
自治医科大学卒業。2001年から スタンフォード大学循環器科での研究を開始し、米国医療機器ベンチャーの研究開発、動物実験、臨床試験等に関与する。医療機器分野での豊富なアドバイザー経験を有し、日米の医療事情に精通している。医療機器における日米規制当局のプロジェクトにも参画し、国境を超えた医療機器エコシステムの確立に尽力している。スタンフォード大学では、研究と平行し、14年から、Stanford Biodesign Advisory Facultyとして、医療機器分野の起業家養成講座で教鞭をとっており、日本版Biodesignの設立にも深く関与。日本にもシリコンバレー型の医療機器エコシステムを確立すべく、精力的に活動している。
宮坂 征治 President & CEO, SPARX Capital Investments Inc.
スパークス・グループ(東証1部:8739)が運営する未来創生ファンドの海外投資の主担当者として米国サンフランシスコに駐在。AI、ロボット、エネルギー等の次世代技術の発掘・育成に特化したベンチャー投資活動に従事。前職はIDIインフラストラクチャーズ(代表取締役社長・COO)、アントキャピタル(パートナー)、Citigroup、日本興業銀行。東京大学法学部卒、米デューク大学ロースクール卒。米国ニューヨーク州弁護士登録。
冨田 龍起 Orbweb CEO
北欧を代表するソフトウェア企業Opera Softwareのコンシューマ事業のトップ、テレビ事業統括責任者、2012年より北米法人社長。北米におけるM&Aや新規事業立ち上げなどを経て、Vivaldi Technologies社を創業。2015年より現職。University of California Berkeley Haas School of Business MBA。北海道大学卒業。鹿児島県出身。
萬 タシャ Yorozu Law Group, PC 代表弁護士
サンフランシスコに拠点を置く法律事務所、Yorozu Law Groupの代表弁護士であり、商取引、税務戦略、M&A、戦略的業務提携及びテクノロジー・ライセンシングを専門としている。過去20以上年にわたり、日本企業とその米国子会社やベンチャー企業の法律顧問を務めるとともに、米国企業の社内弁護士の依頼を受け日本企業との取引交渉を代行している。現在、米日カウンシル理事、北加日本商工会議所常任理事、サンフランシスコ・大阪姉妹都市協会理事を務めるほか、アライアンス・フォーラム・ファンデーション・エクゼクティブ勉強会のメンバー。また、ジェトロ・サンフランシスコ事務所の中小企業海外展開現地支援プラットフォーム・コーディネーターも務める。ブリンモア大学学士号(BA経済学)、ウィラメット大学経営学修士号(MBA)及び法学博士号(JD)を取得。オレゴン州生まれの関西育ち。
受講料
科目等履修生として受講していただきます。なお、修得した単位は、本学が認めれば、本研究科入学後に既修得単位として認定することが可能です。
(1)入学者選抜料 | 9,800円 | |
(2)入学料 | 広島県内に住所を有する者等(※) | 28,200円 |
上記以外の者 | 39,480円 | |
(3)聴講料 | 29,600円 |
※「広島県内に住所を有する者等」とは,入学する者が入学の手続きを行う日の属する月 の初日において,次のいずれかに該当する者を指します。①は「住民票記載事項証明書」 が,②,③は「勤務先による証明書」が必要です。
① 1年前から引き続き広島県内に住所を有する者
② 広島県内に主たる事務所を有する事業所に1年前から引き続き勤務する者
③ 広島県内の事業所に1年前から引き続き勤務する者
申込方法
※科目等履修生としてのお申し込みとなり、出願書類に基づく選考があります。
•出願期間
2021年2月18日(木)~3月3日(水)必着
•申込方法
下記ページより、科目等履修生の募集要項をご確認ください。
科目等履修生