セミナー
【11/21(月)開催】ビジネスリーダー・セミナーの受講者を募集します。(講師:津田塾大学理事長 島田精一氏)
津田塾大学理事長 島田精一氏を講師にお迎えし、ビジネスリーダー・セミナーを実施
11月21日(月)、ビジネスリーダー・セミナーをサテライトキャンパスひろしまで開催し、約60名の方にご参加いただきました。
当日は、三井物産代表取締役副社長、日本ユニシス代表取締役社長などを歴任され、現在は学校法人津田塾大学理事長及び、株式会社ISE最高顧問である島田精一氏による基調講演と、島田氏と本学経営管理研究科ビジネス・リーダーシップ専攻 玉置専攻長/教授とのトークセッションを行いました。
基調講演では、1990年代から始まった急激な環境変化に伴い、グローバル人材の育成が問われてきた一方で、日本から海外への留学生の減少、日本人の英語力の低迷など、環境変化に呼応しきれていなかった。この現状を打破するために、政府の『トビタテ!留学JAPAN』をはじめ、日本から海外への留学生を増やすための様々な取り組みがなされてきた背景について、お話がありました。その中で、本当に必要なグローバル人材とは、英語力のみならず、文化や考え方などの多様性を受け入れ、それを理解する力と、日本人としての自己のアイデンティティの確立が重要、との人材育成に対するヒントが示されました。
トークセッションでは、世界情勢として、英国のEU離脱や米国の新大統領の就任など、世界レベルでの政治は内向きに進んでいる。これは揺り戻しとも呼べる状況ではあるが、ITの技術革新などに支えられた経済中心のグローバルの流れは続く、との分析がありました。
また、広島など地域の中小企業において求められるグローバル人材育成、県立広島大学MBAプログラムに期待することなどについての対談が行われました。
また、基調講演とトークセッションの間には、本研究科の社会人学生が、学生生活について話しがありました。製薬業界の学生からは、MBAプログラムを通じて出会っている異業種・異業界の人々との交流によって、色々な視点の学びがある、またIT業界の学生からは、様々な顧客のニーズに応えるために社内だけでは限界があった、MBAプログラムで、これに応えるための新しい発想を学んでいる、と県立広島大学ビジネススクールで学ぶ魅力について熱く語りました。
セミナー終了後は、希望者に対し、経営管理研究科に関する個別相談に応じました。
セミナー当日の模様
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島田精一氏(学校法人津田塾大学理事長、株式会社ISE最高顧問)による基調講演
島田精一氏と玉置専攻長/教授のトークセッションの様子
研究科学生による体験談発表の様子
セミナー会場