イベント
令和4年度「公的病院幹部を対象とした医療経営人材養成プログラム」を開講します
講座リーフレットをダウンロードする概要
県立広島大学HBMS地域医療経営研究センターは、公的病院事業の経営持続性を高める学習プログラムとして、公的病院幹部を対象とした「病院経営持続性を高める医療経営人材養成プログラム」を開講します。
(開講期間:令和4年10月~令和5年3月の6か月間・土曜日開講・全10回・約67時間)
地域医療経営を守るために、公的病院等が社会から期待される診療機能の役割を果たし、持続可能な医療提供をするためには、病院の経営力を高めることが必要となります。
県立広島大学HBMS地域医療経営研究センターでは、社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的とした文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)の認定を受けて、公的病院の幹部を対象にした地域医療経営に関する体系的な学びと訓練の機会を提供する本プログラム講座を開講いたします。
病院経営陣を構成する病院幹部の皆様に向けて、地域医療を守るために病院の経営力を高める段取りについて考えていただく機会を設け、実務に即した医療経営に関する広範ながら体系的な学びのプログラムをご用意いたします。
日程及びプログラム内容(第1~9回はオンライン開催、第10回はハイブリッド(対面+オンライン)開催を予定)
回 | 日程 | プログラム内容 | 講師 |
第1回 | 10月1日 1限 | 医療経営人材養成とプログラムオリエンテーション | 西田在賢 |
10月1日 2限 | 超高齢社会の患者ニーズの複合化への対応 | 松田晋哉 | |
10月1日 3限 | 地域医療構想と公立病院改革(仮) | 尾形裕也 | |
10月1日 4限 | 医療の経営学とは Health Policy, Business and Management | 西田在賢 | |
第2回 | 10月15日 1限 | 医療政策経営ウォッチング | 仲野 豊 |
10月15日 2限 | 医療経営のパラドックス(公私病院の定義と経営) | 西田在賢 | |
10月15日 3限 | 病院幹部のための財務会計 | 森 勇治 | |
10月15日 4限 | 病院幹部のための管理会計 | 森 勇治 | |
第3回 | 10月29日 1限 | 病院経営におけるアカウンティングの重要性 | 西田在賢 |
10月29日 2限 | (演習)ヘルスケアビジネスの事業スペクトル展開 | 島川龍戴 | |
10月29日 3限 | 医療を中心とした社会保障の動向 | 木倉敬之 | |
10月29日 4限 | 新型コロナ感染症と地域包括ケアシステム(仮) | 田中一成 | |
第4回 | 11月12日 1限 | 医師の働き方改革と地域医療構想 | 島崎謙治 |
11月12日 2限 | 医療介護の事業ドメインを考える | 西田在賢 | |
11月12日 3限 | 医療情報のマネジメント | 島川龍戴 | |
11月12日 4限 | 病院事業とオンライン診療 | 島川龍戴 | |
第5回 | 11月26日 1限 | 病院のマーケティングとは | 岩崎邦彦 |
11月26日 2限 | 病院のマーケティングとは(続き) | 岩崎邦彦 | |
11月26日 3限 | 公立・公的病院再編の再検証の事例について | 濱田 淳 | |
11月26日 4限 | 地域包括ケアシステムと病院経営(仮) | 真鍋 馨 | |
第6回 | 12月10日 1限 | 病院情報セキュリティマネジメント | 島川龍戴 |
12月10日 2限 | 病院の原価管理そしてK点分析の紹介 | 西田在賢 | |
12月10日 3限 | 地域医療連携とICT | 秋山祐治 | |
12月10日 4限 | 病院リスクマネジメント | 山口雅子 | |
第7回 | 12月24日 1限 | 医療経営の倫理「部長は部長のように、院長は院長のように」 | 土肥博雄 |
12月24日 2~4限 | (演習)病院経営戦略ケーススタディ | 橋本英樹・西田在賢・島川龍戴 | |
第8回 | 1月21日 1限 | 病院経営の将来を考える | 遠藤邦夫 |
1月21日 2限 | 医療経営の将来を診る事例紹介(ゲスト講師予定) | 遠藤邦夫 | |
1月21日 3限 | (演習)病院経営努力の見える化を図るK点分析 | 西田在賢 | |
1月21日 4限 | 支払基金の改革とデータヘルス | 神田裕二 | |
第9回 | 2月18日 1限 | 多職種連携のマネジメント | 山口雅子 |
2月18日 2限 | ヘルスケアのエリア分析 | 武田浩二 | |
2月18日 3限 | 病院立替と経営持続性の課題 | 宮林政好 | |
2月18日 4限 | ポストコロナの医療提供体制の課題 | 宮島俊彦 | |
第10回 | 3月4日 1限 | 社会と医療のシステムデザイン「経営人材をどう育成するか」 | 横山禎徳 |
3月4日 2限 | 医療経営の倫理「全国初の自治体病院同士の統合実現の舞台裏」 | 原田英之 | |
3月4日 3限 | 今後の医療体制整備の見通し(広島県の場合)(仮) | 木下栄作 | |
3月4日 4限 | 学びの整理(質疑応答と各人の学びの総まとめ) | 西田在賢 |
※日程・内容・講師、及びその順番は、変更となる可能性があります。
※1日100コマx4限で実施します。
※1限:10:20~12:00 2限:12:50~14:30 3限:14:40~16:20 4限:16:30~18:10です。
募集定員
20名程度
本プログラムの想定する受講者
公的病院等の経営幹部
※診療側は、院長、副院長、看護部長およびそれに準じる方や候補となる方
※事務側は、事務長・事務部長、課長およびそれに準じる方や候補となる方
受講資格
高等学校を卒業した者、または通常の課程以外の課程によりこれに相当する 学校教育を修了した者であって、医療機関(法人本部や支部等の所属を含む) や医療機関の経営に関係する公的機関での勤務経験を 10 年以上有すること。ただし、現職が本プログラムの想定する受講者(公的病院等の経営幹部)に該当する場合はこの限りでない。
※ 受講資格について、不明点がある場合や、上記と同等と認められる経歴がある場合などは個別の相談に応じるので、プログラム事務局まで問い合わせること。
※ 書類選考により、受講できない場合がある。なお、医療機関の経営に関係する民間病院や公的機関等に所属する者については若干名受け入れる場合がある。
修了要件
全プログラムの 9 割となる 60 時間以上受講した者を対象に、各講義で課すレポートと最終講義後に提出する総合レポートの内容を合格とした場合、修了と判定し、履修証明書を交付する。なお、履修証明プログラムは学位課程と異なり、学位や単位が授与されるものではないことに留意。
申込方法
1. 以下リンク先(1)の申込フォームから入力を行う。
2. 以下リンク先(2)よりダウンロードした大学様式の①履修証明プログラム履修許可願、②履歴書、③同意書に必要事項を記載し、プログラム事務局宛に郵送する。
※ 同意書の署名者は施設の長が望ましいが、直接の上席者でも良い。
※申込書類は原則、返却しない。
※最終学校の卒業証明書等の提出を求める場合がある。
2)①履修証明プログラム履修許可願
2)②履歴書
2)③同意書
申込締切
令和4年9月23日(金) ※郵送書類については消印有効
※申込者順に受講資格を確認し、30名を超えたところで受付終了とする。
受講料
160,000 円(税込)
※ 教材費含む。ただし、講義中に提示する参考図書や通学にかかる経費等は含まれない。
※ オンライン講義では、パソコン、ウェブカメラ、ヘッドセット、インターネット環境等が必要になるため、各自で準備すること。
※ 受講を許可した場合、支払い方法等について連絡する。
※ 納入後の受講料は、いかなる理由においても返還しない。
教育訓練給付制度
この講座は、厚生労働省が定める教育訓練給付制度(特定一般教育訓練)による講座指定を受けています。
希望される方は、以下のリンク先「教育訓練給付金」・「明示書」をご確認の上、受講開始の1か月前までに、居住所を管轄するハローワークまでに必要書類を揃え、支給申請手続きを行ってください。
その際、本講座にかかる指定番号等は以下をご参照ください。
●教育訓練施設名:県立広島大学(施設番号:3420192)
●講座の名称:公的病院幹部を対象とした医療経営人材養成プログラム(指定番号: 3420192-2120013-0)
明示書
注意事項
個人情報の取り扱い
受講申請にあたって知り得た個人情報は、①受講手続き、②教務管理、③受講生支援に関する業務など、HBMS 地域医療経営プロジェクト研究センターの運営に使用する。
問合せ先・書類郵送先
広島県公立大学法人県立広島大学HBMS地域医療経営研究センター
〒734-8558 広島市南区宇品東1-1-71
TEL 082-251-9735(直通)
E-mail hbpms-office@pu-hiroshima.ac.jp
URL https://mba.pu-hiroshima.ac.jp/ja/forpublic/project/hbpms