ステークホルダーの声

2025 Archive

※所属先については、令和7年6月時点での情報です。

在学生インタビュー

江藤 良輔さん

HBMS 1年生(9期生)
広川株式会社
経営企画部
係長

広島F・DO所属のフットサル選手としての現役生活を2年前に終え、広川グループに就職。経営企画部で新規事業の立ち上げと管理に携わっています。社会人としての経験値を補うために中小企業診断士の勉強を自学で始めましたが、7期生だった弊社の社長にすすめられHBMSに入学しました。対面授業で先生から教わることで、テキストだけではわからない本質まで触れることができ、演習での実践を通して知識が身に付いていく感覚があります。いちばん大きいのは、いっしょに学ぶ仲間がいること。自分では考えつかないような視点での質問やディスカッションを重ねることで、視野が広がっていくことを感じています。

課題やプレゼンで自分の考えをアウトプットする機会がたくさんあるなかで、自分自身、強い思いや行動力は持っていても、相手を納得させる根拠やエビデンスといった武器が足りないことに気づかされました。その武器を手に入れることで、ビジネスの世界でもっと強くなるためのトレーニングをしている。それが今、私がHBMSで学ぶ意味だと思っています。

広川グループの主幹事業である食とエネルギーは、時代によって在り方が変化していくため、新規事業の創出は不可欠。「地域と人々に活力と笑顔を与える」という会社のビジョンと、選手時代に支えていただいた広島に恩返ししたいという私自身のビジョンを形にするため、食とエネルギーとは別の角度で地域に貢献する事業を創り出したい。そして、ビジネスとして成功させるための方法を、2年間の学びで獲得していきたいと思います。

結城 奈津子さん

HBMS 2年生(8期生)
マツダ株式会社
MDI&IT本部
グローバルIT事業部
システム戦略統括グループ
シニア・スペシャリスト

入学して1年間は、仕事と家庭と学びを両立させながら一つひとつの授業をこなすのに精いっぱいでしたが、2年になって履修を増やすなど、残りの時間を悔いのないようにペースを上げているところです。

テーマを絞らず幅広く基礎科目を学んだことで、自分の得意なこと、苦手なことがクリアになり、今は強みや得意な分野を伸ばして生かすことを追求しています。日々の課題も考え込んで夜遅くまでかけていましたが、最近はいい意味で割り切れるようになり、「ここから2時間で仕上げる」と集中を高めて取り組んだり、仕事の休憩時間にスマホにメモしておいたり、この1年でかなり効率化できました。

1年生の時に取れなかった科目を今年履修したことで9期生ともつながりができ、ゼミでは先輩との交流も活発なので、自分たちの研究内容を聞いてもらったり、壁打ちをしてもらったり、身近に相談できる存在がいることは本当に心強いです。会社で人事担当になったことで、経営の知識を身に付けたい、広島に仲間をつくりたいというのが入学の目的でしたが、それだけでなく、ここでしか得られない体験や人との出会いが何事にも変えがたい財産となりました。

学ぶことの大切さを身をもって感じたので、この勢いを止めることなく、卒業後は国家資格キャリアコンサルタントの資格取得にチャレンジするつもりです。HBMSのネットワークを生かして、職場だけでなく、地域にも還元できるよう、学び続けたいです。

修了生インタビュー

HBMSの学びと2度のキャリアチェンジで目指すステージへ

吉原 亜矢子さん

HBMS 1期生
株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション
エリアプロデュース事業部
部長

グローバルとローカルをつなぐ仕事がしたいというぼんやりとした想いを抱えながら、自分が成長できる道を模索しており、将来的に自分がやりたいことを見つけた時に経営の勉強をしておけば選択肢が広がるのではないかという期待が入学のきっかけでした。

在学中は広告会社に勤めておりましたが、修了後グローバルビジネスへ関わるチャンスが訪れ、海外進出支援コンサルタントへ挑戦。その後、現職の観光における事業開発や地域づくりなど地方創生コンサルタントに従事。キャリアチェンジで培ったグローバルビジネスでの実践・経験とHBMSでの学びにより、今ではインバウンド観光に携わることで「グローバルとローカルをつなぐ」仕事ができるステージに立っていると実感しています。

また、修了から5年以上経った現在でも修了生同士のネットワークは健在で、共にビジネスをしたり、お互いに影響を与え合う関係性を継続しています。今後は、せとうちを世界一の観光地にするため、修了生ネットワークを活かし、せとうちエリアの活性化に貢献していきたいと思います。

能動的に攻める姿勢をホスピタリティ業界に生かす

水谷 之則さん

HBMS 2期生
オリックス・ホテルマネジメント株式会社
クロノスホテル大阪
総支配人

人生40代に突入した時、自分は現状の役職に見合った仕事をしているのか、このまま同じキャリアで上をめざすのか、さまざまな迷いが生じ新しい刺激を求めてHBMSでの学びを決意しました。修了後大阪の外資系ホテルに転職し、現在は総支配人を務めていますが、HBMSで「マネジメント力を高める」能力開発を中心に実践的に鍛えられたおかげだと実感しています。ホテルなどのホスピタリティ業界は、コロナ禍にあって大きなダメージを受けました。回復基調の中、地域資源の活用や地域の魅力の創出・発信など、能動的な動きが今できているのはHBMSでの学びがあったからこそです。そして、人生の転機を迎え、何より財産となったのは多くの創造的かつ挑戦的な人たちとの出会いでした。利害関係なく他人と話せる機会は社会人にとってなかなかありません。

HBMSで共有したあらゆる夢や悩みは、人としての器を大きくしてくれるものと確信しています。実は、昨年少し時間を作ってHBMSで短期間の講義を履修しました。HBMSは戻っていく場所であり、人生の中でとても心地いい空間だとあらためて思います。

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