HBMSでは、企業、自治体、その他組織から派遣される社会人学生を広く受け入れています。2年間HBMSで学んだ「人材」は、組織にとって貴重な「人財」となります。スキル人材の育成・訓練で成果を上げるためには、「知識」「技能」「知恵」の三要素をすべて訓練する必要があります。HBMSに社員・職員を派遣することで、ビジネス・リーダーを育成することができます。
株式会社ひろぎんホールディングス
代表取締役社長
部谷俊雄さん
HBMSは地域活性化のプラットフォーム
当社グループの広島銀行では、HBMSが開設された2016年から、隔年で行員を派遣しています。派遣の目的は、将来の幹部候補生を養成するにあたり、経営のベースとなる戦略、あるいは論理的思考を身に着けることです。海外や国内のMBAもありますが、HBMSは地域に根差しているということが、地元広島の地方銀行にとって魅力的です。
現在在籍している2名を含めた8名を派遣したのですが、修了した6名は、地方創生に関わる業務、企業の事業性評価に関わる業務、あるいは個人の方々の相続のサポートをする業務に携わっており、地域のお客様のことを思い、しっかりと対応をしてくれています。
今後、HBMSには、広島の各企業で働いている方、経営者の方々など、多様な学生が多く学ぶことにより、そこでネットワークを作り、広島が活性化するような事業、あるいは新しい試みも含めて積極的にチャレンジしていただけるようなプラットフォームを作ってほしいと思っています。HBMSで学んだ人材が我々グループを引っ張ってもらうと同時に、地域を活性化してくれることを望んでいます。
オタフクソース株式会社
代表取締役社長
佐々木孝富さん
HBMSで経営の視座・視点を持つ社員に
オタフクソースでは、HBMSが開設された2016年から現在まで6名の社員を派遣しています。派遣の目的は、中期の方針や計画の策定、各事業や部門別の戦略策定や推進、新事業の開発や推進をする人財が必要であったためです。
私もビジネススクールに通い学んだ経験がありますが、そこにいた人達は同じ志を持って学んでおり、かけがえのない仲間になります。恩師の方々ともつながることができ、それは貴重な縁となり今でも交流が続いています。同じようなことがHBMSにおいてもあると思っています。
HBMSで学んだ社員は、視座が上がっており、それによって視野が広がり、そして違った視点を持つようになっています。新しい発想力を持って、もっと違う結論、サービス、お客様に喜んでいただけるようなことなど、彼ら自身が導き出して、ボトムアップでどんどん提案してくれることを期待しています。広島の地場ならではのつながりは大事ですし、体系的な学びが出来る事は非常に貴重であるため、弊社としては定期的にHBMSへ社員を派遣したいと考えています。
医療法人社団 明和会
大野浦病院
会長
久保 隆政
私どもの職員が貴校のビジネススクールに通うことになったきっかけは、勉強会に湯崎知事をお招きしたことに遡ります。ご講演の中で知事から、貴校は従来のビジネススクールとは異なり、中小企業や医療・介護・農業等にも焦点をあてており、変革期に対応し、主導できる人材を輩出できる取り組みになるとのご説明がありました。すぐに職員からMBAに挑戦したいと相談があり、貴校の充実したカリキュラムと本人の熱意を感じ、当法人を支える人材になればとの期待をもって送り出しました。
社会構造の変化や、IoT、VR、AI等の進化により、我々の生活環境や思考は大きく変わりつつあり、当然ながら時代に即したビジネスモデルの構築は急務であると考えます。
そうした中で、経営を取り巻く様々な環境を正しく認識し、現在から未来を見据え、より効果的な提案をもって地域社会に貢献できる人材となり、ビジネスパートナーとして活躍してくれることを期待しております。