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2022年度スタンフォード大学連携科目(第3回)「シリコンバレー最先端技術領域での挑戦〜ASKA 起業の体験知」を開催しました

2022年5月14日(土)、スタンフォード大学SPICE(Stanford Program on International and Cross-Cultural Education)と本学が共同で開発したプログラム「スタンフォード大学連携科目(SHCPE: Stanford Hiroshima Collaboration Program on Entrepreneurship)」の第3回目の講義をZoomで開催しました。

各授業では、授業の一週間前にスタンフォード大学の学習管理システム”Canvas”で事前に資料を読み意見を投稿し、前日までにその意見にコメントをし合って意見交流をします。
今回の参考資料は以下の4つで;

ディスカッショントピックは以下の2点でした。

⑴ 日本でも多様性(ダイバーシティ)という言葉が聞かれるようになった。理事会メンバーの多様化を義務付けたり、採用の門戸を広げることで、これまで対象外だったグループからも優秀な人材を確保して革新的なアイデアを誘発し、利益を増やして競争力を向上させ、企業価値を高めるといったビジネス視点の議論がなされている。多様な従業員がいること、多様な役員メンバーが揃っていることは、自ずと革新的な発想や活動につながるのだろうか。

⑵ シリコンバレーの投資家はスタートアップに出資するかを判断する際に「チームを見る」と言われる。良いチームが持続するポイントは何だろうか?また企業の発展段階ごとに創業チームが直面する課題はどんなふうに変わっていくだろうか?

今回のゲストは、空飛ぶ車を手がけるNFT Inc.共同創設者 兼 会長を務められているカプリンスキー真紀さんで、「シリコンバレー最先端技術領域での挑戦〜ASKA 起業の体験知」という講演をしてくださいました。
カプリンスキー真紀さんは、自身の3度の起業を成功に導いた背景には①Yes and, ②光を見る力, ③ピボット力の三つの力があると語られました。また、日本の女性活躍推進へのエールも頂きました。

後半では、「STEAM領域人材の多様化を促進するために必要な取り組み」についてディスカッションを行い、各グループでの話し合いの結果を発表しました。社会的なステレオタイプを克服することや、学校教育のあり方などについて熱い議論が交わされました。

この講座は隔週で行われるため次は5月28日(火)になります。
第4回は、Triage Consulting Group 社・Flutter Eyewear 社の共同創業者であるPatti Lee-Hoffmannさんをゲストスピーカーに迎え、「シリコンバレーの起業体験から〜Never ever give up.」という講義を行います。
英語による講演のため、同時通訳を介した講義になります。

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スタンフォード大学連携科目について(過去の開講記録もあります)
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